去る4月中旬にチョーライ病院年次科学カンファレンスに参加と今年度から実施する筑波大学附属病院とチョーライ病院間のテレカンファレンスの打ち合わせのためベトナム・ホーチミン市に出張しました。年次カンファレンスは4月18日午前中に開催され院長、副院長等の挨拶・発表に続き7会場に分かれて外科系、内科系の最新医療を中心として100演題以上の発表があり、看護セッションも設けられ14演題の発表がありました。筑波大学附属病院からは心臓血管外科の平松教授、坂本先生、脳外科から伊藤先生、小職の合計4名が参加しました。
テレカンファレンスの打ち合わせは今年度に計画する内容・頻度など全体に関する打ち合わせと心臓血管外科、消化器外科、看護部、放射線科などとの個別に会議とを行いました。その結果、5月の脳血管内治療をテーマとしたカンファレンスを皮切りに今年度は4~8回程度のテレカンファレンスを行うことで合意しました。テレカンファレンスの実施により双方の情報交換ができ、筑波大学附属病院としてチョーライ病院の医療の向上の支援が行え、また当病院も年間約4万例の手術件数を誇るチョーライ病院からの珍しい症例等の提示を受けること等により、特に若手医師の教育効果が期待できます。
国際医療センター長・秋山 稔
筑波大学附属病院とチョーライ病院とのテレカンファレンス打ち合わせ