<チームを形成(役割分担を実施)する目的>
我が国の医療経済は、国民皆保険制度を中心として変化が激しい。2年に一度の診療報酬改訂などその変化は多大で複雑である。稼ぐことが目的ではなく、チーム医療の成果を正しく医療経済に反映する、または、行為を正しく評価するには、支援チームが必要である。事務職を中心とした支援チームを作り、成果が正しく反映され、チーム医療の喜びが増えるよう支援をする。
<チーム(役割分担)によって得られる効果>
マネジメントの支援により、よりチーム医療が患者、治療に集中できる。
チーム医療における、推進が不十分、連携・改善やりにくいという声を解消する。
変化に応じた新たなチーム編成を容易にする。
<関係する職種とチーム(役割分担)における役割・仕事内容>
- 事務職:
- 診療報酬改定、DPCなどの制度・経済の仕組みのフォロー、診療報酬が反映されるための正しい行為のフォローアップ、チーム医療の経済的、医療的な分析。大学事務職員、診療情報管理士など
- メディカルクラーク:
- 診療記録の支援
- 医師・看護師・薬剤師・臨床検査技師など全医療職:
- 診療現場の立場から現状についての情報を提供する。
内容
今回結成されるチームと連動して、正しい診療報酬の獲得、チームを推進するための医療経済・制度についての知識の付与を実施する。
院内において、事務主導のファンクショナルチームとして活動する。
<チーム(役割分担)の運営に関する特記事項>
医療制度を知ることは医療職にも必須である。しかし、膨大な変化を正しくとらえるには限界がある。制度を翻訳し、正しく伝え、チームが成果を発揮し、経済、医療効果など正しい評価を得る必要がある。支援することでよりチームに集中できる。
<評価指標(事業成果等の分析)>
チーム医療の経済指標の向上 漏れていた行為の回復件数 本チームの活動回数