<教育プログラムの目的・効果>
腫瘍、難病、小児を対象としたリハビリテーションの事例が多い当院の特徴を生かしつつ、他の特徴を有する特定機能病院(大学病院)や地域内のより一般的な疾患の多い病院の協力も得ながら、広い視野の中でチームワークが実践できかつ高い専門性を持ったセラピストを養成する。
このプログラムにより高度の専門性と応用力を備えた人材を育成することができる。
<教育プログラムの履修方法及び修了要件>
レクチャーと実習の一部は茨城県の事業として茨城県立医療大学付属病院等で行われている研修会を活用しながら、当院および適宜他院を含むローテーション形式での実践を通じた研修を行う。研修会毎の修了要件を満たすとともに、目的とする疾患群について一定数の症例(例:10例)の要約と経験症例数(例:50例)を報告書として書面により提出し、指導者の評価を受け、合格水準とみなされれば修了とする。
履修期間:1~2年間
<教育プログラムの指導体制>
PT・OT・STの養成課程を有する茨城県立医療大学での研修を含めて、必要な内容のプログラムを選択するとともに当院および連携する医療機関の指導責任者が臨床現場での指導を行う。
<教育プログラムの運営に関する特記事項>
既存の研修会を活用するほか、講師陣との交流や講義の一部を担当するなどの協力を通じた院外機関との連携を行う。
<教育プログラムの新規登録者数等の目標人数>
年間1~2人
<評価指標(事業成果等の分析)>
専門療法士等の資格取得
患者・家族満足度評価、他職員の満足度評価