<教育プログラムの目的・効果>
放射線画像の出力方法は日々進歩し、患者の疾患、状態により撮影条件と画質調整を適切にすることで、画像情報の質は劇的に向上する。本プログラムは、撮影条件の設定にあたる放射線技師の画像診断能力を向上させ、より良い撮影条件の提案が出来るようにすることで、放射線画像の質を向上させ、患者の診断率を高めることを目的とする。
<教育プログラムの履修方法及び修了要件>
院内の放射線診断医、各診療科の専門医を講師とした、画像所見、疾患に関する放射線技師向けの講習会を企画し、参加する
撮影した画像と読影レポートを対比して自己学習する。週1回部門内カンファレンスに参加して、画像診断能力を高める。
履修期間:1年間
<教育プログラムの指導体制>
院内の各診療科の専門医を講師とした、院内講習会を行う。
読影能力向上を目的とした院外研修会に参加する。参加費については、当院の医療関係者育成資金から補助が受けられることとする。
<教育プログラムの運営に関する特記事項>
放射線技師が中心となって、「放射線画像の情報向上チーム」と相談しながら、講習会の内容について検討する。
<教育プログラムの新規登録者数等の目標人数>
30名(放射線技師)
<評価指標(事業成果等の分析)>
自己評価と部門責任者による段階的評価。