<教育プログラムの目的・効果>
期待される効果:チームが民主的に運営され、メンバーの人間関係が継続的に改善される
目的:自他のタイプを認知し、人のタイプの偏りに対応するリーダーの力量を育成する
- 自分の心理学的タイプにより、認知スタイル(エネルギーの方向、ものの見方、判断の仕方、外界への接し方)やコミュニケーションスタイルへの理解を深め、今後の心の自己成長に道標を得る。
- 他者の心理学的タイプの活かし方を学ぶことにより、チームワークの質を改善する(メンバー間のより良い協力、より良い部下の育成、より良い会議の運営、より良い意思決定 等)。
<教育プログラムの履修方法及び修了要件>
- 履修方法:チーム医療教育推進室が、ロールプレー主体のオンサイトの研修を企画・調整・実施する。研修終了時、担当講師は人材養成エキスパートの習熟度を評価しフィードバックする(基本編)。チーム医療教育推進室は、人材養成エキスパートの求めに応じ、グループコーチング(またはグループ追加研修)を企画・調整する。
- 修了要件:MBTIのセッションに参加し、担当講師が事前に設定する理解度基準に達していること(基本編)。
履修期間:基本編:半日
グループコーチング:必要に応じて実施
<教育プログラムの指導体制>
基本編・グループコーチング共に、日本MBTI協会が認定する有資格者がオンサイト講習を担当する。
<教育プログラムの運営に関する特記事項>
MBTIはカール・ユングのタイプ論をもとに、世界45カ国以上で活用されている国際規定に基づいた性格検査である。世界的レベルの臨床的裏打ちを備え、ビジネス界での応用に富む、信頼性の高い実践的メソッドである。プログラム履修により、職場でのチームワークの質向上だけでなく、履修者の日常の人間関係の質向上にも良い影響が及ぶであろう。
<教育プログラムの新規登録者数等の目標人数>
人材養成エキスパート(単年度当たり9人程度)
<評価指標(事業成果等の分析)>
人材養成エキスパート力量の評価指標は、MBTI自体にはない。人材養成エキスパートの態度能力(責任を果す、協力する、集中する、変革する、情熱を持つ、方針を守る、成長を促す、良心に従う 等)を、無記名WEB入力法を介し、チーム医療教育推進室員、同僚エキスパート、エキスパートがトレーニングを提供する医療チーム、および所属するプロセス管理委員会メンバー等(最低10名)による360度評価を定期的に(少なくとも年1回)実施する。