<教育プログラムの目的・効果>
摂食嚥下にかかわるスタッフは非常に多いが、基礎的な知識や技術を習得することなく実務にあたっていることも多い。そこで、摂食嚥下を専門とする言語聴覚士や摂食嚥下認定看護師等により看護師、看護補助者、医師、ボランティアスタッフなどを対象に幅広く教育を行い、摂食嚥下に関する知識、技術を共有し、それらに関連する医療の質の向上を図る。
<教育プログラムの履修方法及び修了要件>
- 摂食嚥下に関連する解剖学、生理学
- 摂食障害、嚥下障害の病態生理学
- 食品物性評価、食形態ガイドライン
- 嚥下困難患者に対するアプローチ、食事介助の手法
以上の講義、演習を含めた2日コースの受講。
履修期間:2日間
<教育プログラムの指導体制>
摂食嚥下障害認定看護師養成課程を持つ茨城県立医療大学と協力して、多職種により行われる。
<教育プログラムの運営に関する特記事項>
具体的な教育内容は茨城県立医療大学と連携して、作成する。
<教育プログラムの新規登録者数等の目標人数>
80人
<評価指標(事業成果等の分析)>
経口摂取開始日数の減少
入院患者における経口摂取率の上昇
経口摂取に関連したインシデント、オカレンスの減少