<教育プログラムの目的・効果>
せん妄の原因をアセスメントし、可逆的かどうかの査定を行い、適切に対処することができる。また、家族に適切に説明し、心理的ストレスの軽減を図る。
<教育プログラムの履修方法及び修了要件>
せん妄対策チームが企画(年3回程度開催)する、せん妄の勉強会への参加。
ほかに、認知症の勉強会や緩和ケアの勉強会(年6回程度開催:終末期にはせん妄が必発のため)の受講も必修とする。
履修期間:約1年間(年2回から3回に分けて、受講する。)
<教育プログラムの指導体制>
精神科医、緩和ケア専門医、緩和ケア認定看護師などによる講義など。
<教育プログラムの運営に関する特記事項>
せん妄対策チームが企画運営を行う。
<教育プログラムの新規登録者数等の目標人数>
各病棟の看護師2名ずつ、医師も各科から2名程度。
薬剤師も数名(服薬指導にあたるもの)。
<評価指標(事業成果等の分析)>
プログラム履修者の数、履修者のいる病棟数(すべての病棟に配置することを目標とする。)
せん妄の発症率や重症化率の低下。
せん妄チームのコンサルト数。